山刀伐峠・奥の細道遊歩道
 封人の家を後にし、芭蕉と曽良は尾花沢を目指しました。
 その途中越えたのが山刀伐峠です。
 奥の細道に「高山森々として一鳥声きかず、木の下闇茂
 りあひて夜行がごとし」と記されている通り、相当の難
 所であったことがうかがえます。
 
 歴史の道保存整備事業では、この間道のうち堺田〜笹森
 間を出羽仙台道中山越の名称でとらえました。
 笹森は出羽仙台街道中山越の交通上、きわめて重要な位
 置を占めていました。
 ここは駅場であり、しかも小国郷では最も格式の高い口
 留番所(くちどめばんしょ)も置かれていました。
 集落内の高台に口留番所があって、その前を通る旅人や
 荷物を厳しく取調べていたのです。
 笠森の西端を出ると、近世道は2つに分かれ、その一方が
 南に延びていました。
 新屋(あらや)から明神、万騎(まき)の原、赤倉、一
 刎(ひとはね)を通り、山刀伐峠を越えて尾花沢へ向か
 う間道でした。
 歴史の道保存整備事業では、この間道を山刀伐峠越の名
 称でとらえました。
 山刀伐峠越の間道は、27曲りと呼ばれた山刀伐峠を越さ
 なければならない険しい山路でした。
 元禄2年(1689)5月(陽暦7月)、門人の曾良(そら)
 を伴い、2泊3日にわたって堺田に逗留した芭蕉は、出羽
 仙台街道中山越から山刀伐峠越を通って尾花沢へ向いま
 した。
 保存整備された歴史の道は、300年前の芭蕉の旅を偲ぶ
 貴重な史跡です。




住所 山形県最上郡最上町満沢
アクセス JR赤倉温泉駅より町営バス一刎下車徒歩30分→山頂まで50分
奥の細道遊歩道は、JR堺田駅より徒歩5分
期間 期間限定  4月 〜 11月  冬季積雪にて通行止
駐車場 20台 
問い合わせ先 TEL : 0233-43-2233  最上町観光協会



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